まいくろ🍣きりみん

きりみんさんのマイクロブログです。ブログとTwitterの中間くらいの文章を書きます。

自宅のPCをRyzen3700Xなどにアップグレードした

自宅で使用しているデスクトップPC、家にいる時はほぼ常に使っているメインマシンで、主な用途はブラウジングや開発などの作業の他はPCゲームが多かったんだけど、最近動画のエンコードやリアルタイム配信、複数のソフトウェアの同時実行などCPU負荷の高いヘビーな使い方をするようになったらスペック不足が気になるようになってきた。
(主にきりみんちゃんが不満を言っていた)

元のPCのCPUはCore i7 3790K、買った当時としてはゲーミングハイエンドの人気製品だったはずだけど、気がついたらもう5年も前の製品になり、ずいぶん世代遅れになっていた。
そのタイミングでご存知の通りRyzen3シリーズが発売されそのコスパの良さに自作PC界隈的にも10年に一度の「時期が良い」タイミングになった。

www.4gamer.net

そんなわけで我が家のPCをRyzen3700Xをベースにアップグレードすることにしたのだ。

旧スペック

  • ASRock H97 Pro4
  • Core i7 3790K
  • DDR3 4GB * 4 = 16GB
  • GTX1080 Ti

新スペック

  • ASRock B450 Steel Legend 8650円
  • Ryzen3700X 39800円
  • DDR4 PC4-21300 16GB * 2 = 32GB 17980円
  • GTX1080 Ti 流用

ベンチマーク

https://pbs.twimg.com/media/EAcpGJ_UIAAtFcB?format=jpg&name=medium

https://pbs.twimg.com/media/EAcpGiUU4AAHrHA?format=jpg&name=medium

https://pbs.twimg.com/media/EAcqjV9VAAIPdqC?format=jpg&name=4096x4096

https://pbs.twimg.com/media/EAcqj4jUIAAi3jp?format=jpg&name=large

今までかなりCPUがボトルネックになっていたことがわかった。。。

体感など

まだそんなに使い込んでいないけど全体的に動作は軽くなっている。
特にビルド時間とかエンコード時間がかなり変わった。 一番わかりやすかったのはクリスタ(ペイントソフト)で、いつもキャンバスサイズ5000 * 5000くらいで描いているんだけど、ペンの太さを2000にしてグリグリ動かしてもほとんど遅延しなくなった。(以前は700くらいまで太くするとかなり遅延していた)

一部の記事でリテールファンがうるさすぎるとか付けにくいみたいなことが書かれていたけど、特に悩むこともなく装着できたし、今の所うるさいとも感じない。

ちなみにマザーボードのチップセットを5XX系じゃなくて450にしたのは、5系は消費電力が高くマザーボードファンが必須で、かつ差分の機能が自分には特に必要ないものだったから。
ツクモexの店頭で買ったんだけど、相談した店員さんにも「ぶっちゃけ5系と4系どっちがいいと思いますか」と聞いたら「正直5系の機能をどうしても使いたい超ハイエンド層じゃなければ5系はオーバースペック」というような話だった。
なおBIOSの更新は面倒だったのでBIOS更新済みの製品を購入した。

Tips

PCをアップグレードして余った古いパーツはじゃんぱらのオンライン買取を利用すると便利。 見積もりが1万円以上なら引取の手配もしてくれるし、パーツの動作検証をして動けば見積もりの値段で買い取ってくれるし、動かなくてもクレームが来るわけでもなく向こうで破棄するなりしてくれて便利。

楽天経済圏民だけど楽天モバイルに耐えきれずワイモバイルに乗り換えた

自分は楽天カードに楽天Edy、楽天証券と楽天経済圏に浸かってるのもあって、モバイルのsimは数年間ずっと楽天モバイルを使ってきて、とにかく安いし3日で1GB制限も廃止されてあんまり不満がなかったんだけど、今年入ったくらいから異常なくらい回線が弱くなって、最近だと通勤時間帯の六本木路上や電車内では1MBも出ないどころか100kbps未満のことすらある状態で、毎日ストレスを感じていた。

最近通勤中でもYouTubeをみる事が多くなったこともあってちょっと耐えられなくなり、冷静に考えると月数千円の差で毎日ストレスを感じてるのはバカバカしいなと思ったので回線を乗り換えることにした。

軽く調べたところ格安simの中ではワイモバイルとUQ mobileが一つ抜けて高速らしい。
その分価格もやや高めだったが、日々の快適さの方が重要なのでワイモバイルを選択した。

【2019年5月】格安SIM人気12回線の通信速度を比較 速い/遅いMVNOは? - 価格.comマガジン

ワイモバイルの申し込みはかなり楽で、オンラインでKYCをして申し込むとあとは数日後に郵便で届いたsimを挿すだけで開通した。
今のところ速度も問題なくて快適。

「個人開発がやりたくなる本 - クリエイター13人の実録エッセイ」読んだ

のできりみんちゃんが感想を動画にしてくれました。

youtu.be

この感想動画の投稿の後押しになったのは、以下のキャンペーン企画です。

【読者還元】Amazonギフト券1,000円分をプレゼント #個人開発がやりたくなる本 - Crieit

が、そのために無理にオススメしたというわけではもちろんなく、元々内容がとてもよかったので紹介したいと思っていました。(誤解されたくない)

本はこちらから購入できます。

booth.pm

OKR(オーケーアール)読んだ

今の職場でOKRを導入していることもあり、個人でもORKを設定していて、もっと深く理解したくなったので読んでみた。

OKR(オーケーアール) シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法

OKR(オーケーアール) シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法

OKRについての簡単な解説はネットの記事などでも読むことが出来るけど、それらを流し読んだだけではやはり今なぜあえてOKRという新しいメソッドが流行っているのかはよく分からなかった。

この本では前半の半分を使って、小説形式で、小さなスタートアップが壁にぶつかり、OKRを正しく導入することで成功する様子を描写している。
その後、後半で補足のような形でOKRの具体的な思想やよくある間違いなどについて解説している。

このように小説仕立てのエピソードを使ってメソッドなどを紹介する本はわりとありがちだが、大抵は茶番感があり面白くない。
しかしこの本の物語はかなり描写がしっかりしていて説得力があり、一気に読めるほど興味を惹かれる内容だった。
そしてこの物語を通してOKRについて十分に理解することが出来る。

OKRはよく「KPIとはどう違うのか」と言われ、たしかに概要を聞いただけではどこの会社でもやっている目標設定との違いがわかりにくい。
自分がこの本を読んで理解したことは、OKRは単なるフォーマットではなく、目標を意識し達成するための総合的なメソッドであるということだ。
これは特定のフォーマットなどよりもアジャイルといった概念に近い。
重要なのは形だけOKRのフォーマットに従って目標を設定することではなく、OKRの思想を理解し、形骸化しがちな「目標設定」というものを正しくモチベーション維持や優先度付け、成長のために意味のあるものにすることだ。

と、数あるOKR本の中の一冊を読んだだけなのでこの本の内容がどの程度信用出来るのかは分からないけど、ひとまず目標や計画を立てるという行為についてのプラクティスの一つとしてとても参考になった。

不登校、学校へ行かない生き方という話題について

合わせて読みたい

kirimin.hatenablog.com

とにかくやりたい事が多すぎて時間がないという贅沢でつらい悩み

最近はとにかく時間が足りない。
やりたいことがあまりにも多すぎる。
ほんの半年前まで心を病んで身体を動かす気力すら無かったことを考えると、幸せな悩みなのかもしれない。

とはいえ、今はその反動もあってかやりたいことが多すぎる。
多分、いままでの人生で一番時間が足りないと感じていると思う。

VTuber活動を本格的にやりはじめたこと

ぼくはきりみんちゃんというVTuberのマネージャー/プロデューサーをしている。
これが時間が足りない一番の要因だ。

きりみんちゃんのことはかなり真面目に考えていて、本気で事業として成長させたいと思っている。
そうなるとVTuber活動といっても出来ることは本当にたくさんあるし、戦略など考えないといけないことも本当に多い。
関連して人生fmというポッドキャストもやっている。
もちろんそれらは楽しくてやっているんだけれど、かなりの時間を使っているのは事実だ。

VTuber活動のことを考えると、それに関連していろいろなスキルを身に着けたくなる。
例えばVTuber活動でサムネなどの画像編集をするためにPhotoShopを使えるようになったけど、最近Adobe Creative Clouldのコンプリートプランに課金し、Premiere ProやAfter Effectsも覚え始めた。
もっと魅力的にきりみんちゃんを描いたり、ファンアートを描いたりするためにイラストももっと上手くなりたいと前よりも強く思うようになった。
いずれは3Dモデリングも学習して3Dモデルも作成したい。
Unityを覚えてVTuber関連のゲームを作ったりもしたい。

「Androidエンジニア」からの脱却

いや、別にAndroidが嫌になったわけではない。
ただ前々から仕事でAndroidしかやれていないことに課題を感じてはいた。
そして最近、年齢的な要因もあるし、世の中の技術的な流れなども考えて、より強く「Android以外に手を広げたい」と思うようになった。
特にバックエンドの開発経験がないのはかなりコンプレックスがあり、もっと自分の技術に対する理解や活動の幅を広げ、エンジニアとして強くなるためにはバックエンドの開発やインフラ周りなども抵抗なく出来るようになりたい。

そしてそもそも、最近はプログラミング以外の趣味が大幅に増えた結果、Androidの最新技術(主にAAC周り)すらもちゃんとキャッチアップ出来ていない。
そのあたりは仕事で学べればいいんだけど、今の職場はあまり標準的な技術やライブラリなどの知見を学べる環境ではないので、個人の時間を使ってキャッチアップする必要がある。

英語

今仕事でわりと英語を使っていることもあり、英語力はわりと実用的なレベルになってきた。更にもう一歩スキルアップして堂々と「ビジネスレベルの英会話が問題なく出来ます」と言えるようになるために勉強をするなら今しかないという感じだ。

すべてが押し寄せてきた28歳

今までも別に何もしていなかったわけではない。
しかし、もっと勉強する機会があったのにそれほど本気でやってこなかったツケが来ているような気がする。

思えばエンジニアになったばかりの頃はほとんどの時間をエンジニアリング全般やAndroidの勉強に費やしていた。
個人でAndroidアプリをいくつか作ったりする余裕もあった。
英語の勉強をめっちゃやっていた時期もわりと英語の勉強ばっかりやっていた。
イラストの練習をちゃんとやるようになってからも、それさえやっていれば前に進んでいる感があった。

ところが今は、"今"やりたいことがたくさんありすぎて、全然一つにフォーカスすることが出来ない。
そんな状態なので、もともと好きだったテレビゲームを全然プレイ出来ない状態が続いている。
アニメを観る量も減ったし、漫画もKindleで買って読めていないものが結構ある。

将来のことを考える

今まではわりとフリーのAndroidエンジニアとして上手くやっていくことだけを考えてきたけど、最近はその先、自分がどんなことをやれているのかを意識するようになった。
フリーランスとして歳を重ねてもずっとやっていきたいのであれば、Androidだけではもちろん難しいだろうから、もっと幅広い技術を身につける必要があるし、単純な開発以外の活動、たとえばVTuberだったり、個人アプリやサービスの運用だったり、イラストやデザインの領域だったりゲーム開発だったり、チャレンジしたいことはたくさんある。

そしてぼくは今週4日で職場に勤務している。残りの3日は自由時間だ。
独身で週休3日で残業もしていない、こんな環境でも時間が全然足りないと感じるのであれば、結婚して子供ができたりしたらどうなってしまうのだろうか。

ちょっと先のことを考える

「人間そんなになんでも出来るわけじゃないんだから、何かを諦めたりアウトソースしたら?」と思われるかもしれない。
でもぼくはとにかく昔から何でも自分でやりたい派なのだ。仕事に関してはチームプレイを最大限尊重するけど、趣味でやりたいことをやるのであれば、1から10まで全部自分で出来るようになりたいと思ってしまう。
それが自分のなりたい姿なので。

その前提の上で、今やりたいことをやるために何かの時間を減らせるとしたら、もしかしたらそれはAndroidエンジニアとして常駐して働いている時間かもしれない....みたいなことを最近ちょっと考えている。
このまま働き続けると年商が1000万を超えそうということもあり、ちょっと今年の後半をどう過ごすのか考えている。

Fitbit AltaHR買って睡眠と心拍数をトラッキングしてる楽しい

少し前にFitbit AltaHRというウェアラブルデバイスを買った。

Fitbitにはいろいろな製品があるけど、「一日中付けていても気にならないサイズ・重さ、睡眠をトラッキング出来る」という条件で調べた結果AltaHRを選んだ。
本当はAndroid信者的にはWear OSを搭載した製品を選びたかったけど、良さそうなものがなくて結局これになった。
実際この製品の使い心地には満足してる。

使い方としては、基本的に24時間付けっぱなしにしていて、完全防水ではないのでお風呂に入る時だけ外して充電してる。
この使い方でほぼ無限にバッテリー切れなく使うことが出来ていて便利。
時計として時間を見る時も時々あるけどあんまり使わない。アプリの通知を受け取る機能もあるけどそれもスマホを常に手に持ってる自分には不要なので使ってない。

睡眠トラッキング

この製品のメイン機能は心拍数計測による睡眠トラッキングだと思う。

上みたいな感じで毎日の睡眠時間と質を自動で検知してくれる。精度はそこそこ高そう。
ぼくはロングスリーパーなので、毎日10時間くらい寝てる気持ちでいたけど、実際に図ってみるとちゃんと6時間以上寝れてる日が意外と少ないことが分かったりしておもしろい。
ぼくは現在不眠症(早朝覚醒)の影響で深夜や早朝に目が覚めてしまうという症状に悩んでいるんだけど、それもあって睡眠の質が気になっている。

心拍数トラッキング

睡眠トラッキング以外にも、日常生活のトラッキングもしてくれる。
これは主に運動やカロリー消費の観測に役に立つんだけど、普通に見るだけでも楽しい。

運動をした後に心拍数という形で結果が見れるのは達成感があってよいし、仕事中などの日常生活でも心拍数が結構変化しているのが分かって面白い。

Wear OSとはなんだったのか...

スマートOSが搭載されていないウェアラブルデバイスとしてはやや高めだけど、かなり満足度は高い。
以前何度かAndroid Wear搭載腕時計を買ったけど、結局「充電が面倒、重くて邪魔、その割にそれほど使いみちがない」という問題を解決出来ていなくてすぐに使わなくなってしまった。
最近ではすっかりWear OS(Android Wear)は影が薄くなったというかもうほとんど廃れているような気がしているけど、一方でApple Watchは今でも使っている人はたくさんみるしFitbitにあるような便利なトラッキング機能も搭載されているようだ。
一体どこで差がついたのか...。

サウナスーツ買った

あんまり関係ないけど最近サウナスーツというものも買った。
これは通気性がまったくないジャージのようなもので、ジョギングなどをする時に着るとすぐに汗だくになってよい。

イラスト投稿プラットフォームとしてのpixiv、Twitter、そしてInstagramの比較

ぼくはイラストをよく描いていて、インターネット上にアップロードしているんだけど、ずっとpixivとTwitter両方にアップロードしていて、最近知り合いに勧められてInstagramにも投稿し始めたら、いろいろ違いがあって面白かったのでそれぞれの特徴とかを書いてみたいと思った。

pixiv

イラスト投稿といえばpixiv。個人サイトが下火になってTwitterが普及するまではpixivさえ見ればイラストをすべて追える一強時代だった。
ぼくはpixivはサービス開始直後から見る専アカウントを持っていて、2015年に「真面目にイラストの学習をして成長過程のログを残していこう」と決めてから基本的に描いたイラストをすべて投稿している。
その甲斐もあって一応300人くらいからフォローしてもらっている。

Twitter

Twitterはぼくが一番よく使っているSNSで、他の文章ツイートに混ぜる形で描いたイラストもアップしている。
今は主にきりみんちゃんの公式アカウント @kirimin_chanできりみんちゃんのイラストやVTuberのファンアートなどを投稿している。
きりみんちゃんのフォロワーは4月時点でだいたい1500人くらい。

Instagram

Instagramは昔は風景などを撮った写真をアップするのに使っていたけど、政治的な理由でTwitterシェア時にサムネイルが表示されなくなってから利用するのをやめて直接Twitterに写真なども投稿するようになって放置アカウントになっていた。
最近、仕事で仲良くなった外国人の絵師の人に「Instagramにイラストを投稿すると世界中の人に見てもらえていいよ」と教えてもらい、「そういう使い方もあるのか」と思いイラスト投稿アカウントとして再び使い始めた。
フォロワーはイラストを投稿し始めてから30人くらい増えて130人くらいだ。

各プラットフォームでのリアクションの差

例1

たとえばこのイラスト、きりみんちゃんのイラストなので1次創作だ。

一週間ほど前に投稿して、Twitterでは12RT, 70いいねとなっている。
Twitterでは投稿すると比較的すぐにリアクションが付くし、セルフRTなども出来るので何度かTLに流して結構みてもらえる。
ただし、一度流れた投稿はセルフRTなどでアピールしない限り基本的にほとんど目に入らないため、コンテンツとして長期的に積み上げてみて貰うことはむずかしいという難点がある。

一方pixivでは34ブックマークとなっている。
pixivでは基本的にすぐにはリアクションが付かず、数日かけてじわじわとブックマーク数など増えていき、その後も断続的に閲覧されている感じがある。

www.instagram.com Instagramでは14いいね。 特徴としては、いいねしてくれる人の多くがフォロワーではないということ。
そして投稿から数秒でいいねが複数付く。
そもそも現状イラストファンとしてのフォロワーがほとんどいないので、タグ経由で見てくれている人がほとんどで多くが外国人というのも面白い。

例2

こちらは小山内めいちゃんというVTuberのファンアートを描いたイラスト。

Twitterでは13RT, 53いいねとなっている。 Twitterでファンアートを描くと本人がリアクションしてくれたりすることがあるのがとてもうれしい。

こちらはpixivでは14ブックマークとリアクションはやや薄め。

そしてInstagramでは24いいねがついている。

www.instagram.com

このケースではpixivのブックマーク数よりもInstagramのいいね数の方が多くなっている。

考察

Twitterがイラスト投稿プラットフォームとして主流になっているのはイラスト好きの人なら感じていることだと思う。
絵師さんによってはTwitterにしか投稿していなかったり、pixivは「Twitter投稿まとめ」というタイトルで30枚くらいのイラストをまとめて投稿していたりすることも最近は多い。
ファン側としては追いかけるのが大変なので毎回pixivにも投稿してほしいという気持ちがあるけど、描き手としてはTwitterの方がリアクションが付きやすく広まりやすいので投稿したくなるという気持ちもよく分かる。

pixivはUIがTwitter以前のSNSのままなので、あまり気軽にリアクションを付けやすい構造になっていないと感じる。(最近はブックマークといいねを統合しようとしていて、♡マークワンクリックでブクマ出来るようにして以前よりは気軽になった)
閲覧側のユーザー視点でも、pixivの場合はまずサムネ一覧が表示され、ページ遷移して拡大するという動作が必要なんだけど、現代人にとってはもはやその動作はわりと面倒臭さがあって、サムネだけを流し見して満足してしまうことが多い。リアクションのハードルもやや高く、フォローしてる絵師の人は毎回ブクマや評価をするのではなく見て満足してしまいがち。
pixivもTwitterのようなタイムライン形式のUIになって、スクロールしながら次々にいいねしていけるようになったらいいのになぁとよく思う。

InstagramはまさにそういうUIになっていて、タイムラインをスクロールしながらダブルタップで瞬時にいいねすることが出来る。
ユーザーページにいけばタイル状にサムネ表示されるし、画像投稿SNSという性質上Twitterのようなノイズも混じらないためログをさかのぼるのも比較的容易だ。
そしてInstagramにはタグと大量につけるという文化があるが、これも面白くて辞書登録して毎回雑に大量のタグを付けて投稿すると全然知らない世界中の人がいいねをしてくれたりフォローしてくれたりする。
まだInstagramのイラスト投稿運用を始めたばかりなのにこれだけリアクションがつくということは、おそらく続けていってフォロワーが増えれば一番リアクションが付くプラットフォームになりそうな気がしている。

まとめ

このエントリはただの長文つぶやきのようなものなんだけど、何が言いたいかというとInstagramはイラスト投稿プラットフォームとしても面白いということ。
あまり過激なイラストを上げるのには不適切だとは思うけど、絵師の人はInstagramにもイラストを投稿する運用をしてみると世界が広がるかもしれない。

大きな会社でのSlackのtimesチャンネルたのしい

note.mu

このエントリを読んだ。
感じる課題や気をつけたいことなど、全体的に頷くところが多く面白い内容だった。

自分も今の職場でtimesチャンネルをやっていて、かなり楽しんでいるのでそのお気持ちを書き残して置こうと思う。

大きい会社でのtimesチャンネル

今働いている職場は大きな組織だ。Slackはグループ全体で一つのものが運用されている。
ものすごい人数がいるし、チャンネルの数も数百とか数千とかそういう感じだ。
timesに限らず業務上関係ありそうなチャンネルだけでも数十以上あり、とてもじゃないが全てを追うのは無理という状態。

もちろんtimes的な個人チャンネルも人の数だけあり(timesをやっていない人ももちろんたくさんいるが)、いろいろなtimesでいろいろな会話がされている。

出会いの場としてのtimes

自分は今までの組織ではあまりtimesチャンネルを活用できたことがなかった(何を書けばいいのか分からなかった)んだけど、今の現場ではかなりtimesを楽しんでいる。
自分のtimesにも色々な人が入ってくれているし、他の人のtimesも結構覗いて書き込んだりしている。

冒頭のエントリでは以下のように書かれている。

具体的に避ける事を考えると、Slackというアプリの性質上、感覚的にtimesアクティブユーザが30~50人を超えた辺りから把握が難しくなり、100を超えた時点ではもうtimes文化自体を卒業、あるいは廃止にした上で、全社や部署、チーム単位でのカジュアルなチャンネル等に移行していく必要があると考えている。それによって、心理的なハードルこそ上がるもののtimesで発生する井戸端会議のデメリットよりは幾分かマシになるだろう。

しかし、自分は今の現場で大きな組織ならではのtimesのメリットを感じている。
具体的には、社内の全然関わりのない部署のいろいろな人とコミュニケーションを取る場として便利なのだ。
自分は今の現場でtimesがきっかけで仲良く(?)なった人が何人もいる。
勤怠チャンネルなどで自分の名前を見かけた”自分のことをインターネットで知っている人”がtimesチャンネルを検索してJoinしてくれたりするのだ。
それで新卒やインターンの人と仲良くなったり、全然別の部門で仕事をしている人と仲良くなったりした。
面白いのは、timesではおなじみだけどまだ顔を合わせたことがない人というのが結構いたりすることで、「ランチ行きましょう!」みたいな”オフ会”が開催されたりする。
他人のtimesつながりで交友関係がゆるく広がったりもしている。

これはもう完全にインターネットである。いや、元々インターネットなのだが、もはや一つのクローズドなTwitterである。

タバコ部屋問題について

これに関しては同意するところが大きく、全員が見ているわけではないチャンネルで意思決定をしたり仕事の話を進めるなというのは完全に同意である。
しかし、今の現場ではあまりそういう事が発生している印象はなくて、おそらく文化として観測範囲に限って言えばtimesにはTwitter的などうでもいいことを書くというタイプの人が多いこと、timesにいろいろな部署の人がいすぎて逆に仕事の話にならないというような事がある気がする。

組織の規模がでかくなると、別にtimesチャンネルがなくてもチャンネルが大量にあるので、あまり関係ない(関係者全員が見ているわけではない)チャンネルの誰かの発言からスレッドが生えて、そのスレッドないで延々と議論が進んで意思決定がされてしまうなどの不幸は多発するのである。(そして後から追うのはとてもつらい)
あと、"お願い"をやたらDMでしてくる人というのもいて、それはtimesよりもやめてほしい。

これはtimesに限らず、Slackのチャンネルを適切に選択しようという話なので、全社的にSlackリテラシーを上げてもらうしかない気がしている。

治安悪くなる問題について

これは素直に反省したい。
最近わりとtimesではしゃぎすぎであった。
もちろんtimesはオープンなチャンネルなので読まれて問題になるようなことは書かないが、どうしても愚痴っぽいことや社内の色々なことに対するツッコミっぽいことは書いてしまいがちである。
openな範囲での適度なガス抜きという側面もあるので一概にそれが悪いコミュニケーションだとは思わないが、やはり読んでネガティブな感情を抱く人がいるかもしれないようなこと書かないに越したことはないだろう。

まとめ

今の職場でのtimesチャンネルは正直ひとつの福利厚生といっていいほど楽しんでいる。
ぼくは閉塞感を感じる環境が苦手なので、同じ職場にいながらも新しい出会いがあったりいろいろな人とコミュニケーションが取れる場があるのはありがたい。