まいくろ🍣きりみん

きりみんさんのマイクロブログです。ブログとTwitterの中間くらいの文章を書きます。

体調を崩し会社を辞めて療養することになった

体調というのはメンタルのことだ。

実は体調は前の仕事を辞める前の6月頃から徐々に悪くなっていて、薬を増やしたりしていたのだが、休暇を取り新しい職場に行けば気持ちも持ち直すと考えていた。
しかし実際には7月の休暇中にも精神状態は悪化していき、8月になり新しい仕事が始まると限界が来てしまった。

仕事に関しては、自分には向いていないなと思った正社員という道をまた選んでしまったこと、それも優秀な知り合いのいる職場で、多くの人が名前の知っている会社の一員になるということに対して、非常にプレッシャーを感じてしまっていた。
自分が過大評価されているのでは、失望されてしまうのではという不安を拭うことが出来なかった。
組織に所属するということに関して、安心感が得られるという人が多いようだが、自分の場合は昔からとにかくプレッシャーを強く感じてしまう。
失敗することを恐れるあまり自ら最悪の選択を選んでしまった。
こうなることを事前に予期してオファーを辞退するべきだったのに、結果的にまた大勢の人に迷惑を掛けてしまった。

症状について、元々の不安障害による息苦しさや恐怖感に加え、うつのような状態になってしまい、自分には何も仕事が務まらないのではと思ってしまったり、難しい事を考えたり自分の意見を言ったりすることが無理だと感じるようになってしまった。
また、仕事以外でも、休日も気持ちが沈んで趣味も手につかず、自分には本当はエンジニアの適正がなくこれから先やっていけないのではとか、何も複雑な事が理解できておらず、今までは偶然ごかましでやってこれただけではというような事を考えてしまう。

技術カンファレンスの情報や働き方などに関するツイートを見ると、自分には何も難しいことは理解出来ないし、そんなに意識の高い働き方も出来ないし、何か責められているような気持ちになってしまう。

今まで仕事が辛いと思うことは幾度となくあっても、エンジニアを辞めたい、辛いと思うことはなかったので、自分でも戸惑っている。
これが抑うつ状態による一時的なものなのか、そもそも情熱が冷めてしまったのかは分からない。
しかしWeb系エンジニアという職業は情熱が冷めてしまった者に対してとても厳しい業界なので、このまま情熱が戻らなくなる事が恐ろしくて仕方がない。

しかし何にせよ他に出来そうな職業もないし、生活費にもあまり余裕がないので、しばらく無職で療養というわけにもいかない現実がある。
またすぐにフルタイムで働くというのは難しいので、業務委託で週3日程度で働ける仕事を探したいと思っている。
それが出来なければ東京の住居を引き払って田舎に帰るしかない。

正直どうしていいのか分からない。
将来への絶望感だけがある。
もっと強い精神が欲しかった。ありとあらゆることに不安や恐怖を感じたりしない人生を歩みたかった。