プログラマとして何年も仕事をしていて、AndroidエンジニアとしてLTや登壇、ブログを書いたりとチョットデキル風に装っている。
実際、仕事でもそれなりに評価はされてきたし、登壇などの内容を褒めてもらったりもする。
だけど相変わらず自分の持ってる技術力ってなんなんだろうとすぐに分からなくなってしまう。
ぼくが得意なのは、オーソドックスの構成のAndroidアプリを卒なく作るという事くらいだ。
いや、それにもわりと需要があってだからこそお仕事が出来ているというのはわかっている。
だけど、たとえば「abemaTVみたいなアプリを作って」とか「ポケモンGOみたいなアプリを作って」とか言われたら、正直どういう技術を使い何から調べればいいかすらも検討がつかないだろう。
いや、世にたくさんある「漫画ビューアアプリ」や「リアルタイムチャットアプリ」みたいなものですら、どういう技術を使うのかイメージできない。
「2,3ヶ月あげるからなんとかして」と言われたとしても進捗がでる気がしない。
APIから取得したデータを表示したり更新したりする、ガイドラインに沿ったちょっといい感じのUIのアプリを作る、以外の事が出来ないのではという気がしてしまう。
何かニッチな技術に対して特別な知見があるわけでもない、自頭やCSの基礎知識が優れているわけでもない。
記憶力が悪いので、ちょっとニッチな実装を触っても、数ヶ月もしたらほとんど忘れてしまう。
時々、業務で何か全く分からないことを調べて何とかしてくれみたいに言われると何も出来なくて情けなくなる。
むずかしい。ここからどう自分のスキルを伸ばしていけばいいのだろう。
みんなどういう学習プランを持っているのだろうか。
と、まあ少し自信がなくなるとすぐにこういう思考ループに陥ってしまってよくない。
地道に学習してがんばるしかないのだ。
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久々に情熱プログラマーを再読した。
ぼくの一番すきな本で、今の日々の学習や働き方に関する価値観の基礎になっている本だ。
何度読んでも学びがある。
学ぶために何をしたらよいか。何を目指せばいいのか。
少しだけ道を照らしてくれる。
とにかくやっていくぞ。